一人のアメリカ人女性の思いが詰まった、軽井沢に佇む吉村順三建築を残したい。

このプロジェクトについて

アメリカ人音楽教育家のエロイーズ・カニングハム氏が、音楽を愛する青少年のために何億円もの私財を投じて吉村順三に設計を依頼し建設した「ハーモニーハウス」を残したい。

 はじめまして、軽井沢総合研究所の土屋勇磨と申します。軽井沢にはW・M・ヴォーリズやアントニン・レイモンド、吉村順三と言った有名建築家が設計した別荘が多く存在します。しかし現在、別荘地開発や相続などを理由にその何軒かが売却された後、取り壊されてしまっています。
 「ハーモニーハウス」も吉村順三が設計した歴史的建造物ですが、老朽化がすすみ、所有する団体がそのあり方を模索していました。手放し、壊されてしまえば二度と建てることのできないこの歴史的建造物を、活用しながら維持していくことができるのではないかと思い、借り上げることを決意しました。

吉村順三 氏
東京美術学校建築科(現東京芸術大学)で学ぶ。卒業後、1931年にアントニン・レーモンドに師事。モダニズム建築を体現するとともに、レーモンドに日本建築を伝え、日本の伝統とモダニズムの融合を図った。エロイーズ・カニングハムの西麻布の自宅は、レーモンドが設計を手掛けている。軽井沢のハーモニーハウスとエロイーズの別荘となったメロディーハウスは吉村順三が設計し、師弟に受け継がれる建築様式や精神性が窺える。主な作品として奈良国立博物館新館や八ヶ岳高原音楽堂が有名。
エロイーズ・カニングハム女史
宣教師の両親と共に明治時代から軽井沢を訪れ、戦前まで毎夏を過ごしてきた。戦時中はアメリカの大学で音楽教育を学ぶ。戦後に再び来日し、音楽教師を務めた。1939年に「若き人々のための交響楽演奏会」を開催、子供のために毎月無料コンサート活動を行う。1983年、音楽を愛し、音楽を学ぶことを目的とした若者たちのために、練習場兼音楽ホール「ハーモニーハウス」を建設。人種・宗教に関わりなく、大切に使われることを希望していた。

数日前まであったヴォーリズ建築の別荘が消えた
行政もナショナルトラストもどうにも出来ない、歴史的建造物の現実

 私は軽井沢に生まれ軽井沢で育った生粋の軽井沢人です。大学時代から数年、東京方面で過ごしていましたが、そのときに軽井沢が特殊な別荘地だと気づかされました。軽井沢の景観は自然と融合された別荘地の風景が作り出しています。私の好きだった1軒のヴォーリズ別荘、自然にとけ込み美しい軽井沢の風景そのままでした。しかしある日、この別荘が売却されたことを知り訪れてみると、建物はおろか木々までがなくなり更地となっていました。歴史的な価値がわからないのか。壊すのは簡単だけどもう二度と造れないのに。別荘地軽井沢の危機を感じました。

 昨年の夏、ピアノコンサートがハーモニーハウスで開催されました。主催するハーモニーハウスの所有団体の理事の方とお会いし、今後のハーモニーハウスについて相談を受けました。ハーモニーハウスはここ数年、年間数日しか利用されず、手入れもされていないため老朽化が進み雨漏れまでしています。そして所有団体の理事の方々が高齢になってきており、この負の財産を後世に残すことに戸惑いを感じていらっしゃいました。売却するか、町に寄付するか、いずれにしても人手に渡った場合、ハーモニーハウスは無くなってしまう、また歴史的建造物が1つ姿を消してしまう、と焦った私は賃貸する方向で交渉を開始、本年ついに賃貸借契約までたどり着きました。

ハーモニーハウスの活用方法

 吉村順三設計の建築物で自由に過ごせる空間は全国的にも珍しく、また軽井沢の歴史的建造物で過ごす場合も、移築されたもの以外はほとんど存在しません。ハーモニーハウスは全国的に見ても、軽井沢という地域で見てもとても珍しい空間になるはずです。
 そこでハーモニーハウスは由緒ある別荘地の自然と吉村順三の建築美を堪能できる「カフェ」と「シェアハウス」に、併設する旧カニングハム別荘は「会員制貸別荘」として運営していこうと考えております。その価値がわかる方のみが利用する事の出来る特別な空間です。「カフェ」と「シェアハウス」、「会員制貸別荘」の3つの事業を通じて得た収益の中からもう一度、エロイーズ・カニングハム氏が続けてきた青少年のための音楽コンサートを開催したいと考えています。

みなさまからのご支援で実現したい事

 まずは自己資金でカフェと貸別荘をオープンしました。皆様からのご支援は、次に計画しているシェアハウス部分の修繕費に充てさせて頂ければ幸いです。

 みなさまにここでお願いしたい事があります。

 現在、カフェと会員制貸別荘のオープンにたどりつき、次のシェアハウス部分についての工事を業者から見積もりをいただいておりますが、資金が少し不足しています。なお、シェアハウス部分は有名建築家の設計に関心がある地元若手建築工さんの協力でワークショップ形式で進めるため、設計料など安くしていただいておりますが、それでも資金が足りません。恐れ入りますが、シェアハウスを完成させる手伝いをしていただけないでしょうか。どうぞみなさまのご支援よろしくお願い致します。

最後に

 長文にも関わらず最後までお読み頂きありがとうございます。
 軽井沢にある歴史的建造物は今、その価値が知られる事なく壊されてしまっています。軽井沢が日本有数の別荘地になった背景は間違いなく歴史にあります。歴史を物語る建物を残していくことは、軽井沢ブランドを再認識していただくことにつながります。このプロジェクトを通じて少しでも多くの方に知ってもらえればと思っております。
 ここまでお読み頂き本当にありがとうございました。みなさまのご支援、何とぞよろしくお願い申し上げます。

土屋

軽井沢総合研究所

地域に眠る誰も気付いていない資源。そのストーリーを調査、研究し永く愛される商品やサービス、空間をプロデュース致します。

リターンについて

 ご支援頂いたみなさまには、募集金額さえ達成できれば100%、2015年7月からリターンをお返しさせて頂きます。

1,000円


  • ●カフェにてスペシャルティコーヒーからアルコールまで、お好きな飲み物なんでも1杯(1回限り)ご用意させて頂きます。
    ※有効期限は1年となります。
  • ●お礼のメッセージ

10,000円


  • ●カフェにてスペシャルティコーヒーからアルコールまで、お好きな飲み物なんでも1杯(1回限り)ご用意させて頂きます。
    ※有効期限は1年となります。
  • ●カフェオリジナルマグカップをプレゼント
  • ●ウェブサイト支援者ページへ名前と一言メッセージを掲載(1年間)

50,000円


  • ●旧カニングハム別荘を年1泊利用可
  • ●いつでもカフェにてお好きな飲み物なんでも1杯(ご本人のみ)ご用意させていただきます。
    ※有効期限は1年となります
  • ●ウェブサイト支援者ページへ名前と一言メッセージを掲載(1年間)
  • ●会員限定パーティーへのご招待

300,000円


  • ●シェアハウスを1部屋、7月~10月まで利用可 ※限定4部屋
  • ●いつでもカフェにてお好きな飲み物なんでも1杯(ご本人のみ)ご用意させていただきます。
    ※有効期限は1年となります
  • ●ウェブサイト支援者ページへ名前と一言メッセージを掲載(1年間)
  • ●会員限定パーティーへのご招待